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「CH-47チヌーク」高い搭載能力で長距離輸送担う (1/2ページ)

 陸上自衛隊と航空自衛隊が運用している、双発の大型輸送ヘリコプター「CH-47チヌーク」。よく見かける印象があるが、現時点では陸自で約50機、空自で約15機と配備数は少ない。

 米ボーイング・バートル(現・ボーイングヘリコプターズ)社が、1950年代に開発した。原型機が初飛行したのは61年と、半世紀以上の歴史を持っている。

 自衛隊は86年から配備を始めた。川崎重工がライセンス生産し、日本仕様のチヌークであることを意味する「J」を付けたCH-47Jが誕生した。95年から改良型であるJA型の配備が開始され、J型と入れ替えている最中である。

 両タイプを比べた際の一番の違いは航続距離だ。JA型は機体横のバルジと呼ばれる出っ張り部分の燃料タンクを大型化した。その結果、これまでの倍近い、約1000キロもの距離を飛行可能とした。

 輸送ヘリではあるが、降下部隊を火力支援するため、機関銃座を備え付け、敵のミサイルから身を守るためのミサイル警報装置やチャフ・フレア・ディスペンサー(ミサイル誤誘導装置)を取り付けた戦闘能力向上型も存在している。

 収容人数は最大55人。機内の左右に折り畳み式のベンチシートがある。シートを折りたたむと、全長4・9メートル、幅2・15メートル、高さ2・24メートルの高機動車を1両収容できるスペースを確保できる。ただ、車両の横を人が通り抜けることが困難なほど、かなりギリギリではあるが。

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