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地球の外の星にも地震はあるのか (1/2ページ)

 95光年先の宇宙からの信号を受信したことが8月30日に報じられた。

 かつては地球上の生命が、地球だけにたまたま起きた事件だと考えられていた。だが、条件さえそろえばどこでも生まれるということが分かってきた。

 それゆえ、地球と同じような環境の星や地球外生命を探すことに科学者の関心が移っている。人類よりも高度の文明を持った地球外生命を探すことさえ行われるようになっている。「能動的な地球外知的生命体探査」という計画だ。

 95光年離れたところからの信号は、ロシア西部にある科学アカデミー特別天体物理観測所の電波望遠鏡が受信した。

 ヘラクレス座の方向から来たと報じられた信号は11GHz(ギガヘルツ)の周波数だった。受信した信号の強さから、もしこの信号が、四方八方へ向けて出されたものだったら、そのエネルギーは10の20乗ワットという莫大なものと計算された。これは太陽光よりも数百倍強い。この強さの信号を出せるのは地球文明よりもはるかに進歩した文明でなければありえない。

 ところで、見えているヘラクレス座は太陽に近い大きさの恒星群で自ら光っているから、温度は数千℃もあるはずで、もちろん生物は住めない。だが、この恒星系には少なくとも1個の惑星「HD164595b」がある。大きさは海王星くらいで、40日間で軌道を1周する。この惑星や近くの未知の惑星になにかが住んでいるのだろうか。

 しかしその後、世界各地の電波望遠鏡を動員して探したが、この電波は二度と見つからなかった。現在ではこの宇宙からの信号は、地球のどこからか出た信号を誤って捉えたものではないかと考えられるに至った。

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