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「大津事件」に似た警官の義挙 世が世なら立派な開戦の口実や ロシア駐トルコ大使射殺 (1/2ページ)

 えらいこっちゃ! トルコで、ロシア大使がトルコ人警察官に射殺されよったのである。テレビカメラの前で、まさにその瞬間がお茶の間に流れたのである。そのトルコの若き警察官はシリアで、トルコ人と同じイスラム教徒がロシア軍による空爆で次々と殺されていることに抗議しとる映像も流れていたが、その直後、同僚であるトルコ警察の特殊部隊により射殺された。

 相手は今も面積だけは大国のロシアの大使やで。それを義憤にかられた地元警察官による義挙やったらとしたら、どっかで聞いた話やないか。

 そや、トルコと友好国であったわが国で明治時代に起こった「大津事件」と似とるやろ。

 当時来日中やったロシアの皇太子が、沿道警備中の日本人警察官、津田三蔵に斬りつけられ、重傷を負ったのである。動機は、ロシアの北方領土への強硬な態度などへの抗議だったという。

 当時から世界最大の面積を持つ大ロシア帝国の皇太子を、東洋のちっぽけな島国の日本の一巡査が殺しかけたのである。そりゃあ大国ロシアはカンカンや。現在のロシアもそりゃあトルコにカンカンやろうが、そんなもんとレベルがちゃうのである。

 大ロシア帝国の報復を恐れた、当時からヘタレ外務官僚どもは単独犯の津田巡査をスケープゴートにすべく、日本の司法当局に極刑を求めたが、19世紀当時から三権分立を確立していた民主国家であるわが国の司法は、そんなヘタレ政府の圧力をはね返し、津田に一般人と同じ無期刑の判決を下したのである。

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