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少子化でも国公立人気で志願者増 年度別センター試験志願者数ランク公開 (1/2ページ)

 今週末の14、15日、センター試験が実施され、入試の幕開けとなる。そこで年度によるセンター試験志願者数ランクを紹介したい。

 今年のセンター試験の志願者は、全28回のセンター試験中9位に当たる人数だった。昨年より1万2198人、2・2%も増えた。特に過年度卒業生が2・8%増で10万人近い。

 大手予備校の入試担当者は「過年度卒業生は浪人生よりかなり多く、大学に在学しながら受験し直す仮面浪人が多いと考えられます」とみる。

 今年以外に志願者が多いのは、すべて1996年から2004年。18歳人口は92年をピークに減り始め、96年は168万人、そこからさらに減少して04年は141万人。

 今年の18歳人口は約120万人と見られ、04年よりさらに減る。それでも、センター試験の志願者が増えたのは、国公立大人気が高いからだ。

 地方の進学高の指導教諭は「格差社会と言われますが、やはり経済的な問題が大きい。国公立大の学費なら払えるが、私立大では厳しい家庭が増えているからと思います。私立大なら、地元を離れることになります。仕送りも必要になり、結局、奨学金に頼ることになり、国公立大人気が高くなります」という。

 大学入試改革で、センター試験は廃止される。2021年から「大学入学希望者学力評価テスト」(仮称)が実施される。現在の中学2年生からの受験となる。そのため、来年のセンター試験は難しくなる可能性が高いという。

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