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奇襲作戦のプロ「第1空挺団」 降下訓練始め、画期的だったネット生配信 (1/2ページ)

 自らを「精鋭無比」と誇る、日本唯一のパラシュート降下部隊である陸上自衛隊第1空挺団。奇襲作戦のプロであり、育成プログラムである空挺レンジャー課程は「陸自の中で最も過酷な訓練」と言われている。

 そんな第1空挺団が8日、ホームベースとしている習志野演習場(千葉県船橋市)において、毎年恒例の「降下訓練始め」を実施した。

 これは、官公庁が行う仕事始めの1つであるが、一般公開しており、毎年多くの来場者が詰めかける。

 もともと、1969年に開傘祈願祭として始まった。1年間の降下訓練の安全を祈るための部隊行事であった。74年から、主として地元の人を招待するかたちで、一般公開されるようになる。それ以降、年々規模が拡大していった。

 欧州外遊中の稲田朋美防衛相に代わり、若宮健嗣副大臣が観覧した。部隊行事にも関わらず、これまで歴代の防衛相(長官時代も含め)が必ず出席しており、欠席する方が異例と映るほど。このことからも第1空挺団がいかに自衛隊にとって重要な部隊であるかをうかがい知ることができる。

 降下訓練始めは、大きく分けて2部構成となっている。前段が、降下訓練をメーンとして行う。後段はシナリオに沿った戦闘訓練となっている。今回はこれまでとは、全く違うものとなった。

 まず、沖縄に駐留している第1特殊部隊群第1大隊から隊員9人が一緒に降下した。米兵の参加も今回が初めてだ。降下したのは「グリーンベレー」のニックネームで知られる、百戦錬磨の米陸軍特殊部隊員らだ。

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