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イタリアの地震が起こした雪崩? 東日本大震災でも北アルプスであった (1/2ページ)

 現地時間18日夕方、イタリアの山中で高級ホテルが大規模な雪崩に押しつぶされた。

 犠牲者の数はまだ不明で「奇跡の救出」が続いているが、20人以上が亡くなったのではないかと思われている。

 この雪崩は地震のあとで起きた。このため当初は地震による雪崩だと報じられた。

 昨年夏には中世以来の歴史的な建物などが襲われて300人が死亡するなど、このところイタリア中部のアペニン山脈では地震が何度も起きている。ユーラシアプレートとアフリカプレートの衝突のために、欧州南端にあるこの辺では地震が多い。

 この雪崩は地震の2時間後に起きた。このため、地震の直接の影響ではないのではないかという専門家の意見がある。

 しかし、地震が雪崩を起こして大きな被害を生んだことはたびたびある。2015年4月にマグニチュード(M)7・8を記録したネパール地震でも大規模な雪崩がエベレストの登山キャンプを襲った。震源から220キロも離れていたが雪崩が起きてしまったのだ。

 この地震ではネパールだけで8000人を超える死者が出たほか、近隣のインド、チベット、中国、バングラデシュなどに甚大な被害を生んでしまった。ネパールの人口の約30%にもなる約800万人が被災したと報じられている。

 この雪崩は標高5000メートルのところにあって約400人がいたエベレストの登山キャンプを襲った。

 この雪崩のために、ここだけでも22人以上が死亡した。それより上のベースキャンプにいた100人以上の登山者が帰れなくなった。「エベレスト史上最悪の惨事」と言われている。

 じつは前年の14年にエベレストでシェルパ16人が死亡する雪崩が起きていた。そのために登れなかった登山家が15年にはとくに多かった。そこを雪崩が襲ったのである。

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