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【ぴいぷる】安保国会の先兵となって連日答弁 中谷元氏、自衛官仲間の国を守る思い一身に引き受け走り続ける (1/3ページ)

 216時間、2424回の答弁を経て成立した安全保障関連法。その答弁に立ち続けた。国会での数々の「口撃」には「相手にも言い分があり、正論もある。高知の海を思い浮かべて臨んだ」というように、おおらかさ、人当たりの良さはつとに有名だ。そのルーツはどこにあるのか。

 1957年、高知生まれ。建設業を営む家庭で6人兄弟の3男として育った。祖父が政治家だったこともあり、「人の役に立つ仕事に就く」思いを抱くようになったのは自然なことだった。防衛大学校に入学し、中でもハードなラグビー部に所属した。運動神経にはさぞかし自信があったのかと思いきや、「運動は苦手だったんです」という。自分を鍛えるためにあえて選んだ。

 こうして始まった防大生活、辛い毎日が始まった。24時間規則で縛られての集団生活、整理整頓、身だしなみ、とにかく先輩に叱られながら、ひたすら走り続けた。

 「何度も意識を失って倒れているんです」

 持久走や登山で限界を超えるまで走り続け、全身けいれんを起こし意識不明になったことが一度ならずあったという。あの安保国会を乗り切ったのも納得だ。「もうダメだ」と思っても決して止まらない、体力が追い付かなくても忍耐力だけは負けなかった。その努力が実り、4年生の時にはラグビー部でレギュラーの座を獲得している。

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