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東日本大震災から6年…火山活動も活発化 M9・0は日本のどこでも誘発される (1/2ページ)

 東日本大震災(東北地方太平洋沖地震)から6年がたった。この大地震は火山にも影響した。

 地震はマグニチュード(M)は9・0という近年の日本を襲った最大のものだった。

 M9を超える地震は、それまで世界でも6つしか知られていなかった。もっとも古いものは1960年のチリ地震(M9・5)、東北地方太平洋沖地震の一つ前は2004年のスマトラ沖地震(M9・3)だった。

 この6つの地震は津波など、それぞれ大きな震災を起こしたが、そのほかに、近くの火山の大噴火も引き起こした。

 たとえば1952年のカムチャツカ地震(M9・0)では地震から3カ月以内にカルピンスキー火山など3つの火山が、そして3~4年後にはベズイミアニ火山が噴火した。ベズイミアニ火山は1000年も休止していた後の噴火だった。

 2004年のスマトラ沖地震でも、4カ月~3年後にタラン、メラピ、ケルートの3つの火山が噴火した。その後もマラピ山(11~14年)、クリンチ山(13年)、シナブン山(13~17年)の噴火が続いている。

 これらの先例では「近く」というのは震源から600キロ以内だった。つまり「近く」といっても日本の多くの場所を覆うような距離のものもある。つまり先例を信じれば、日本のどこでも噴火が誘発されても不思議ではない。

 御嶽山は2014年に噴火して、戦後最大の犠牲者を生んだが、噴火としての規模は大きなものではなかった。世界のM9の地震のあとでは、もっと大きな噴火が起きてきているのだ。

 M9・0という大地震は広い範囲に地殻変動をもたらす。東北地方太平洋沖地震の場合でも、宮城県牡鹿半島の先端で東南東に5・4メートル動いたのをはじめ、そこから遠くに行くにしたがって徐々に小さくなっていったが、それでも関東地方で30~40センチ、もっと遠くても10~20センチだった。この急激な地殻変動が火山に影響しないわけはない。

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