記事詳細

陸自“空中機動旅団”とオスプレイ4機が注目集める 日米共同訓練「フォレストライト02」 (1/2ページ)

 6日から17日まで、相馬原(そうまがはら=群馬県)と、関山(新潟県)の両演習場で、日米共同訓練「フォレストライト02」が行われている。これは、陸上自衛隊が毎年、米海兵隊とともに行っている年次演習の1つ。年度単位で2回実施しており、2016年度の2回目ということで「02」となっている。

 キャンプ・コートニー(沖縄県)に司令部を置く第3海兵師団の中の部隊の1つ、第4海兵連隊から約450人が参加した。カウンターパートとなったのは、陸自新発田駐屯地(新潟県)の第30普通科連隊の約300人。両部隊が、実弾射撃訓練も含めた各種戦闘訓練をともに実施した。

 今回注目を集めたのは、普天間基地に配備されているMV-22Bオスプレイの参加だ。これまでも、国内における日米共同訓練にオスプレイが参加した実績はあるが、注目したいのは、第30普通科連隊が所属している「第12旅団」の存在だ。

 この部隊は、別名「空中機動旅団」と呼ばれる日本唯一の部隊である。通常、約4000人規模で編成される旅団には、大型輸送ヘリCH-47チヌークや、多用途ヘリUH-60ブラックホークは配備されていない。だが、第12旅団はこれらの機体を配備し、2個飛行隊を構成している。空輸能力がずば抜けて高い旅団なのだ。

 操縦技術の高さにも定評がある。14年の御嶽山噴火災害では、消防や警察のヘリでは成し得なかった活動限界に近い標高3000メートルでの輸送任務を連日繰り広げた。

 第12旅団と同等規模にするため、米海兵隊のオスプレイも最大4機が同時投入された。これまでの日米共同訓練にはない動きといえる。一度に参加する機数としては国内最大規模となった。

zakzakの最新情報をSNSで受け取ろう