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【富坂聰 真・人民日報】中国で「サッカー学校」5万校設立 習氏の顔色読んだ極端過ぎる政策 (1/3ページ)

 忖度(そんたく)する--。

 そんな言葉が日本のメディアでも話題になって久しい。意味は、時の権力者の頭の中を読み、先んじて動くといった感じだろうか。要するに気を利かせていわれる前に動くことだ。

 そんな「忖度」は中国では当たり前の行為だ。そもそも上を向いて仕事することが染み付いた社会なのだから、トップが変わった瞬間に、さまざまなものが、まるでオセロゲームのようにパタパタと塗り替えられてゆくのは日常茶飯事のことである。

 より具体的に言えば、現在の中国では習近平国家主席の好みのまま、上から下まで塗り替えられてゆくということで、それは習氏が具体的に指示をしなくても「きっとこうすれば評価されるに違いない」といった憶測の下にさまざまな判断が下されてゆくのだ。そして、こうした一つ一つの小さな判断が、最終的に社会を一気に変えてしまうことになる。

 付け加えていえば、中国社会には、まるで上の意向を忖度しているようなフリをしながら、ちゃっかり自分や自分が所属する組織の利益につなげてしまうしたたかさもあり、これを俗称して、「上に政策あれば、下に対策あり」と呼ぶ。

 さて、前置きが長くなってしまったが、今回取り上げるのは、この忖度を教育部がやるとどうなるのか、という話題だ。

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