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【高須克弥 Yes!高須のこれはNo!だぜ】メリット疑問なプレ金 サラリーマンにとっては給料アップの方がありがたいはずだよ (1/2ページ)

 働き方改革の一環として、今年2月から月末の金曜日に早めの退社を促して消費につなげようという「プレミアムフライデー(プレ金)」が始まったけど、3月は年度末ということもあって早速尻すぼみの結果だったようだね。早めに退社できる人自体が限られているから、やっぱり効果のほどは微妙だといわざるを得ないだろう。

 飲食店や百貨店などはキャンペーンを打ち出したり売り込みに必死だ。でも、そもそも彼らは「プレ金なので早めに終わります」とはできない職業柄だよね。不公平だよ。売り上げがアップすればいいのかもしれないが、居酒屋もシフトの人数が増えればコストが大きくなるわけだし、期待しない方がいいと思うんだけどね。

 消費機会を創出して活性化につなげたいというのはよく分かる。できれば国民的行事として定着させたいところだろう。でも、プレ金はバレンタインデーやホワイトデーみたいに商品を買うだけでもOKというものじゃないから、誰もが参加できるわけじゃない。

 そもそも、月に一度とはいえ早めに業務を終了してしまったら、企業の生産性だって下がるんじゃないのかな。本当にメリットがあるのか、はなはだ疑問だよ。

 ボクとしては、休みがどうこういうより、人手不足の方を何とかしてほしいと思っている。われわれ医療業界はずーっとこの問題に悩まされ続けているんだ。以前にこのコラムでも書いたけど、特に産婦人科や小児科の医師不足は深刻だよ。

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