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【山口那津男 本音でズバッと】北は地球規模の脅威 軍事的挑発懸念、日米韓のさらなる緊密連携を (1/2ページ)

 北朝鮮をめぐって、にわかに緊張が高まっている。同国は5日、3月に続いて、またも弾道ミサイルを日本海に向けて発射した。関係国を挑発して、着実に技術の向上を図っていると思われる。

 北朝鮮は昨年、2回の核実験と20発の弾道ミサイル発射を行い、今年もすでに7発の弾道ミサイル発射に及んでいる。何らかの記念日に軍事的挑発を続けてきた過去を考えれば、「6回目の核実験」や、新たな弾道ミサイル発射が、4月に相次ぐ記念日に行われるとの見方も高まっている。もはや日本を含む「地球規模の脅威」といえる。

 安倍晋三首相は6日、ドナルド・トランプ大統領と日米電話首脳会談を行い、「米国の強い関与を背景に北朝鮮を抑止し、さらなる挑発行動の自制、安保理決議などの順守を強く求めていきたい」と語った。両首脳は同日から始まる米中首脳会談を見据えて、北朝鮮問題には中国の役割が重要であることを確認し、日米韓で緊密に連携していくことで一致した。

 安倍首相が、米中首脳会談の前に、日米電話首脳会談を行ったことはタイムリーだ。北朝鮮の核・ミサイル開発を許さない国際連携を強めていくことが大切である。

 国連安全保障理事会は7日の声明で、安保理決議の重大な違反だとして、これまでにない「最大限の懸念」を示して厳しく非難した。加えて、各国に対し、北朝鮮への制裁決議を完全に履行するよう求めた。

 トランプ氏と習近平国家主席は米中首脳会談で、朝鮮半島の非核化や、国連安保理決議の履行に向けた協力強化で一致した。この一致を引き出せたのは、米国のシリア攻撃を首脳会談の最終盤に伝えたことも関係しているようだ。

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