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地球を激変させる隕石の恐怖 落下地点から1000キロ以内にいたら即死 (1/2ページ)

 4月19日、日本時間の午後9時すぎに小惑星「2014 JO25」が地球に最接近した。丸くはなくて、二つのピーナツが入った殻のような奇妙な形をしている。

 最大径は650メートル。もちろん、地球に衝突したら大事件になる。

 幸い、この小惑星は地球に落ちてこなかった。一番近づいたときには180万キロ。月までの距離の約5倍だった。

 このサイズの小惑星としては2004年の9月に小惑星「トータティス」が156万キロまで近づいて以来だ。13年ぶりになる。トータティスは直径約5キロだった。そのときも今回も、天文学者らが小惑星を間近で観察できる珍しい機会になった。

 だが、落ちてきた例も多い。落ちてくれば「隕石(いんせき)」になる。たとえば2013年にロシア西南部・チェリャビンスクに落ちて爆発した隕石は約17メートルの大きさだった。衝撃波で東京都の面積の7倍もの範囲で4000棟以上の建物を破壊し、1500人もの重軽傷者を生んだ。今回の「2014 JO25」は、それよりもずっと大きい。

 もっと前には、はるかに大きな隕石が落ちてきて、世界にはびこっていた恐竜が絶滅したこともある。

 それは6600万年前にメキシコ湾に落ちた大きな隕石だった。これはマグニチュード(M)10にもなる震動や、高さ300メートルを超える巨大な津波を生んだ。M10の地震とは、過去100年間に世界で起きたすべての地震が同時に発生するようなものだ。

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