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「任侠団体山口組」結成1週間、6代目山口組にも異変 直系から組員離脱「京滋連合」誕生 (1/2ページ)

 指定暴力団神戸山口組(兵庫県淡路市)から有力幹部が4月30日に離脱し、新組織・任侠(にんきょう)団体山口組の結成を表明してから1週間が過ぎた。双方が対峙する神戸市では4月末に双方の組員らの暴行事件があり、今月6日未明には組員同士とみられる傷害事件も発生。6代目山口組(神戸市灘区)の一部でも新組織に合流する動きがあり、兵庫県警は抗争が激化する可能性もあるとみて警戒を強めている。

 「すぐそこで知り合いが数人にどつかれた」

 兵庫県警によると、6日午前3時半ごろ、神戸市中央区下山手通で、任侠団体山口組の関連施設を警戒していた県警生田署員が近くにいた男性から、こう申告を受けた。

 署員が現場に駆けつけたところ、同組織の組員(50)が頭から血を流して負傷。組員は「病院に行く」と告げて行方をくらませたという。

 現場は阪急花隈駅北西約400メートルの住宅街で、近くには神戸山口組の中核組織・山健組の本部事務所などもある。県警は神戸山口組と新組織の間で起きた初の抗争事件とみて、傷害容疑で現場から車数台で逃走した男らの行方を追っている。

 関係者によると、負傷した組員は、神戸山口組若頭代行と山健組副組長を務め、組織を離脱して新組織を立ち上げた織田絆誠(よしのり)代表の警護を担当していたとされる。路上に停車中の車内から降りたところ、複数台の車から降りてきた男らに暴行を受けたという。

 「現場には事件当時、山健組の幹部がいたとの情報もある。暴行を受けた新組織の組員が織田代表のガード(警護担当者)だとすれば、襲撃には強い警告のメッセージを感じる」(暴力団関係者)

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