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神戸山口組、定例会で抗争禁止通達 新組織発足で警戒、中核組織は対立姿勢強める (1/2ページ)

 一部の有力組長らが離脱し、新組織・任侠(にんきょう)団体山口組の結成を表明した指定暴力団神戸山口組が8日、兵庫県淡路市の本部事務所で定例会を開いた。捜査関係者によると、井上邦雄組長(68)は有力組長の離脱を謝罪し、抗争禁止を通達したという。しかし、井上組長がトップを兼ねる神戸の中核組織・山健組は新組織について「私利私欲以外のなにものでもない」と対立姿勢を表明する文書を傘下組織にファクス送信しており、兵庫県警などの警察当局は抗争が激化する可能性があるとみて警戒を強めている。

 定例会には、井上組長や全国の直系組長らが出席。4月30日に結成し、新組織の代表となった元若頭代行の織田絆誠(よしのり)・元山健組副組長(50)や本部長に就任した元若頭補佐の池田幸治・真鍋組組長(50)は姿を見せなかった。

 一方、結成式後の会見に同席した伊藤寿邦・健心連合会組長(72)は出席。神戸と新組織の引き抜き合いの結果、神戸に残留したとみられる。

 捜査関係者によると、定例会で井上組長は直系組長らに対し、織田代表らの離脱について謝罪。離脱した組員らに抗争を仕掛けるなどの行動を控えるよう通達したという。

 定例会では抗争禁止を呼びかけた神戸側だが、井上組長がトップを兼ねる山健組は新組織の織田代表を批判する文書を傘下組織にファクス送信し、対立姿勢を強めていることも新たに判明した。

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