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「反安倍」姿勢の石破氏ツイてない… パーティーと本会議重なる“悲運”舞台裏「こんなはずでは」 (1/2ページ)

 自民党の石破茂前地方創生担当相が来年9月の党総裁選を視野に安倍晋三首相との対決姿勢を強めている。首相が表明した憲法9条改正と2020(平成32)年の新憲法施行に“待った”をかけ、総裁選で憲法改正を対立軸とする構えだ。ただ、会長を務める石破派が開いた9日のパーティーは衆院本会議と時間帯が重なる悲運に。石破氏は本会議を一部欠席してパーティーを優先し、後味の悪さを残した。(清宮真一)

 「長い年月と膨大な努力の積み重ねで改正草案がある。『こだわらない』と言われても、今までやってきたことは何だったのかとなる。通りっこないというのは敗北主義だ」

 石破氏は9日夜、都内のホテルで開いた石破派のパーティー後、記者団にこう訴えた。自民党が野党時代の平成24年に公表した憲法改正草案にこだわらず柔軟に対応する考えを示した首相を強く批判したのだ。

 草案の起草委員も務めた石破氏がこだわるのは9条改正だ。首相は戦争放棄などをうたった9条1項と2項を残しつつ、自衛隊の存在を明記する条文の追加を目指す。石破氏は、戦力の不保持を規定した2項との矛盾が解消できないとの立場で真っ向から対立する。

 石破氏はパーティーのあいさつで「未来永劫(えいごう)続く政権は絶対にない。そのとき、自分はその任にあらずと言うのは自己保身だ」と述べ、重ねて次期総裁選への出馬に意欲を表明。総裁選では改憲を争点にするとみられる。

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