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安保理が“パラノイア”正恩氏に断罪決議 トランプ氏不気味な沈黙、注目される政権壊滅「Xデー」 (1/3ページ)

 北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)政権を排除するタイムリミットが迫ってきた。14日早朝に発射された新型弾道ミサイルは、ICBM(大陸間弾道ミサイル)に極めて近い性能を持ち、「2、3年で実戦配備される」との分析もあるのだ。世界の平和と安定を維持するため、国連安全保障理事会は16日午後(日本時間17日未明)、緊急会合を開く。ドナルド・トランプ米大統領率いる米軍は静かに包囲網を強化しており、金正恩(キム・ジョンウン)政権壊滅に向けた「Xデー」が注目されている。

 「(これ以上、核・ミサイル開発を継続すれば)制裁を含むさらなる重大な措置を取る」

 国連安保理は緊急会合に先立つ15日、北朝鮮による弾道ミサイル発射を強く非難する報道声明をこう発表した。

 注目の制裁内容について、正恩氏を「パラノイア(偏執狂)」と断じた米国のニッキー・ヘイリー国連大使は「石油、電力、船舶、輸出に関してできる制裁が多くある」と語り、北朝鮮にとって命綱といえる「石油の禁輸」に触れた。国際社会の怒りを反映したといえる。

 それだけ、北朝鮮が発射した弾道ミサイルのインパクトは大きかった。

 朝鮮中央通信は15日、新型中距離弾道ミサイル「火星12」の発射実験を伝えた記事で、「米国がたわいない軽挙妄動でわが共和国にやたらに手出しするなら、史上最大の災難を免れられない」という正恩氏の言葉を伝えた。

 正恩氏の常軌を逸した敵意を感じるだけでなく、ミサイルの性能は確実に高まっている。朝鮮中央通信によれば、新型ミサイルは大型重量の核弾頭の搭載が可能で、新たに開発されたミサイルエンジンの信頼性も再確認したという。

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