記事詳細

習氏、ドゥテルテ氏に八つ当たり? 北ミサイル発射で赤っ恥、南シナ海で資源採掘なら「戦争になる」 (1/2ページ)

 北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)政権に弾道ミサイル発射を強行され、メンツを潰された八つ当たりなのか。中国の習近平国家主席が、フィリピンのドゥテルテ大統領に対し、南シナ海で領有権を主張して天然資源採掘を実施した場合、「戦争になる」と“恫喝(どうかつ)”したというのだ。ドゥテルテ氏が19日の演説で明らかにした。ロイター通信などが伝えた。

 ドゥテルテ氏は15日、現代版シルクロード経済圏構想「一帯一路」がテーマの国際会議に合わせ、北京で習氏と会談した。その際、「(南シナ海の係争海域は)私たちのものだと主張し、海底油田の掘削をするだろう」と話したという。

 習氏は、ドゥテルテ氏の発言に対し、友好的ながら決然として「現在の良好な関係を維持したい。だが、その問題を強行するならば、戦争になる」と返答したという。

 習氏はまた、中国の南シナ海での主権主張を全面否定した国連海洋法条約に基づく仲裁裁定について、現在は応じないが、将来は議論すると約束したという。ドゥテルテ氏は、ベトナムなどがフィリピンに続いて提訴する事態を警戒しているとの見方を示した。

zakzakの最新情報をSNSで受け取ろう