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資料メモとしては二、三流品の加計学園「文書」 入手先明かさぬ民進の不可解 (1/2ページ)

 愛媛県今治市の獣医学部新設をめぐり、出所不明の文書の存在について報じられた。どのような人物が作った文書だと読み取れるか。そしてその内容に重要な問題は存在するのか。

 17日の朝日新聞で報じられた「文書」は、日付がないものであった。これに関して、菅義偉官房長官は「作成日時も作成部局もない」と記者会見で述べた。すると翌18日に報じられた「文書」は、作成日時と出席者が特定されていた。政府がどうコメントするかを読んでいたような2日連続の報道だった。

 もっとも、政府はこの「文書」がどこから出ているのか、特定できているのではないか。

 筆者が気になったのは、朝日新聞の報道と同じ日に、民進党の玉木雄一郎議員が「文書」について国会質問したことだ。

 論理的可能性としては、(1)朝日新聞と民進党が同時に独自に入手(2)朝日新聞が入手し民進党に渡す(3)民進党が入手して朝日新聞に渡す-の3つが考えられる。(1)の場合、朝日新聞と民進党は誰かの「怪文書」に引っかかった可能性もある。(2)の場合、報道機関として朝日新聞は失格だ。そして(3)の場合、出所不明の文書では質問できないから、朝日新聞を使って報道させて質問したとすると、民進党も政党として失格となる。

 連日の報道をみると、(1)の公算が大きいように思える。もっとも、報道機関としては、「文書」に「総理の意向」と書いてあれば、新聞記者であれば裏を取らなければならないだろう。一番の方法は、書いた当事者に確認することだ。もしくは、首相の側近や安倍晋三事務所に確認を取ることだろう。

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