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トランプ氏決断の迎撃実験に軍事専門家「仮にICBM開発・発射しても『痛くもかゆくもない』というメッセージ」 (1/2ページ)

 やっぱりトランプ米大統領は本気だ。米国防省は26日、今月30日に初のICBM(大陸間弾道ミサイル)迎撃実験を太平洋上空で実施すると明らかにしたのだ。折しもイタリア南部シチリア島のタオルミナで開幕したばかりの先進7カ国(G7)首脳会議(サミット)では、今や世界的脅威となった北朝鮮問題も議題となっているが、日米と欧州各国との温度差は大きい。米国のミサイル防衛(MD)能力の高さを示し、北朝鮮への圧力を高める狙いがありそうだ。

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 サミット開幕に先立つ26日午前、トランプ氏と安倍首相は首脳会談を開き、サミットでの討議を念頭に朝鮮半島情勢などを協議した。両首脳は核・ミサイル開発を強行する北朝鮮に対し、「今は対話ではなく圧力をかけていく必要がある」との認識で一致した。

 今回のサミットでは、世界各国で続発するテロを非難する一方、国際社会の反対を無視し、核・ミサイル開発を進める北朝鮮に対する圧力強化でも合意する見通しだ。

 米国による初のICBM迎撃実験は、こうした最中に発表された。米国防総省が発表した迎撃実験の概要は、太平洋のマーシャル諸島クエゼリン環礁から発射した模擬ミサイルを、西部カリフォルニア州バンデンバーグ空軍基地に配備した地上配備型迎撃ミサイル(GBI)で迎え撃つというもの。

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