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「加計問題」で“反安倍”狼煙か 「またか」の声も…石破氏は前川氏擁護、岸田外相は改憲案に異議 (1/2ページ)

 自民党内が「政局」めいてきた。学校法人「加計学園」(岡山市)の獣医学部新設計画をめぐり、石破茂前地方創生担当相が、安倍晋三政権にケンカを売った前川喜平前文科事務次官を擁護したのだ。石破派に所属していた若狭勝衆院議員も、小池百合子都知事率いる「都民ファーストの会」入りを視野に、「加計学園」問題での政権対応にケチを付け、党本部に進退伺を提出した。石破氏と並ぶ「ポスト安倍」候補とされる岸田文雄外相は、安倍首相の改憲論に異議を唱えた。これらは“反安倍”の狼煙(のろし)なのか。

 「スキャンダル系の話で、ことの本質がゆがめられている。見誤ることがあってはいけないと思う。わが政権において、事務方トップの事務次官にまでなった人、政権として事務次官に登用している」

 石破氏は27日、TBS系「時事放談」の収録でこう語り、安倍首相の責任に言及した。

 その言いぶりはまるで野党議員で、自民党内では「また石破氏か…」との声が上がる。共演した民進党の玉木雄一郎幹事長代理は、しきりにうなずいていた。

 安倍首相の友人が理事長を務める加計学園の獣医学部新設計画をめぐっては、「総理のご意向」などの文言が含まれた「文書」を、天敵の朝日新聞が真っ先に報じた。前川氏は29日、TBSラジオの番組で「現職のときに確実に手に取って見た文書だ。存在している」と改めて証言した。

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