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【昭和のことば】「質素な弁当」の代名詞 「日の丸弁当」(昭和14年) (1/2ページ)

 日の丸弁当とは、弁当箱一面に詰められたごはんの中央に、梅干しひとつを置いた弁当のことである。文字通り日本の国旗のような見た目で、古くから「質素な弁当」の代名詞として存在していた。政府の定めた「国民精神総動員」による引き締めのひとつとして、昭和14(1939)年から毎月1日を「興亜奉公日」とし、一汁一菜、「日の丸弁当」を奨励した。

 この年の主な事件は、「平沼騏一郎内閣成立」「双葉山、安芸ノ海に敗れ、連勝記録が69でストップ」「日本軍、南海島上陸」「各地の招魂社、護国神社と改称」「中央物価委員会、砂糖、清酒、ビール、木炭、絹織物などの公定価格を決定」「満蒙国境で、満州・外蒙古両国軍隊衝突(ノモンハン事件発端)」「零式艦上戦闘機、初の試験飛行実施」「国民徴用令公布」「東京市、隣組回覧板10万枚配布」「平沼内閣総辞職、阿部信行内閣成立」「第二次世界大戦始まる」「朝鮮総督府、朝鮮人氏名の日本式創氏改名指示」など。

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