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【瓦解する中国】トランプ氏とつながる“お騒がせ大富豪” 中国から逃亡、高官の恥部を暴露 (1/2ページ)

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 世界中が注視する“お騒がせ大富豪”がいる。名前は郭文貴氏。大ざっぱにいえば、「情報帝国」を築いた中国の曽慶紅元国家副主席の側近として、「海外のスパイ工作の胴元」だった馬建・前国家安全部副部長の手足となっていた人物だ。ビジネスマンとして北京五輪前にごっそり儲け、馬氏が失脚した2015年、中国の恥部を握り、香港から米国への逃亡に成功した。

 郭氏の“現職”は、米政府系ラジオ「ボイス・オブ・アメリカ」(VOA)のほか、メディアのインタビューを積極的に受け、ツイッターなどでも中国高官の恥部を暴露しまくることらしい。内容の真偽は、第三者には判断がつきかねる。

 ある日には、「習近平国家主席は『自分は王岐山・中央規律検査委員会書記や、孟建柱・中央政法委員会書記を利用はしているが信用していない』と傅政華公安部副部長に語り、2人に関する腐敗調査を開始している」などと放言している。

 胡錦濤前国家主席も、側近中の側近だった令計画・元中央弁公庁主任(終身刑)と、その一族に見事に裏切られた。中国社会が「面従腹背」「昨日の友は今日の敵」の“騙し合い”“チクリ合い”であることは確かだ。

 習氏は4月6、7日、フロリダ州パームビーチの別荘「マール・ア・ラーゴ」で開かれた米中首脳会談で、ドナルド・トランプ大統領に対し、中国の機密資料2700余りを手に米国へ逃げた令氏の弟、令完成氏と、国際刑事警察機構から指名手配の身である郭氏について、中国への送還や横領品の回収への協力を願い出たという。

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