記事詳細

【永田町・霞が関インサイド】日中関係の“キーマン”に異例厚遇… 「習訪日」と「安倍訪中」メド立ったか (1/2ページ)

 安倍晋三首相は5月31日午後、首相官邸で中国外交トップの楊潔チ国務委員(副首相級)の表敬を受け、約50分間会談した。

 そして、安倍首相の外交ブレーンである谷内正太郎国家安全保障局長は、同月29日に来日した楊氏を、神奈川県の「箱根プリンスホテル」に招き、夕食を交えて5時間超に及ぶロングラン会談を行った。

 さらに、岸田文雄外相も同月30日午後、東京・麻布台の外務省飯倉公館で約1時間20分会談している。

 たとえ習近平国家主席が絶大な信頼を寄せる中国外交の責任者とはいえ、異例の厚遇である。

 楊潔チ、上海生まれの67歳。中国外交部のキャリア官僚で、一貫して対米交渉を担う。駐米大使、外交部長(外相)を歴任、2013年3月に現職。共産党中央委員。

 楊氏は4月上旬の習主席の訪米にも同行しただけではなく、ドナルド・トランプ大統領との米中首脳会談(少人数会合)にも同席している側近だ。

 その楊氏が今後の日中関係の中国側のキーマンである証しがある。

 5月14、15日、習主席が威信を懸ける中国の広域経済圏構想「一帯一路」国際会議が開かれた。ロシアのプーチン大統領、インドネシアのジョコ大統領、トルコのエルドアン大統領、イタリアのジェンティローニ首相など29カ国の首脳を始め、130カ国の国と70以上の国際機関から1500人が出席した。

zakzakの最新情報をSNSで受け取ろう

関連ニュース