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最終攻防に突入した加計問題 山本地方創生相「『総理のご意向』ない」 和田参院議員、文書“怪文書”の可能性指摘 (1/3ページ)

 学校法人「加計学園」(岡山市)の獣医学部新設をめぐる問題は16日、最終攻防に突入した。文部科学省が前日、「総理のご意向」などと記された14文書が省内に存在したと発表したことを受け、山本幸三地方創生担当相は16日午前、国家戦略特区を担当する内閣府の調査結果を公表し、「内閣府側が『総理のご意向』などと発言した認識はない。安倍晋三首相の指示もない」と語ったのだ。参院予算委員会は同日午後、安倍首相ら関係閣僚が出席して集中審議を行う。萩生田光一官房副長官の関与と、書式や構成が違う文書の存在、文書流出犯の意図とは。疑惑は解明されるのか。

 「内閣府が、文科省に個別の項目やプロジェクトについて『官邸の最高レベル』とか、『総理のご意向』などと伝えた認識はなく、総理からも、そうした指示は一切なかった。ただし、総理は常々、特区諮問会議などで規制改革全体について『スピード感を持って実現すべきだ』と発言している。これを受けて事務方が関係省庁との議論を行う際、こうした発言に言及したことはあった」

 山本氏は16日午前、官邸での記者会見でこう説明した。文科省の再調査の対象となった文書のうち、内閣府でも4種類の文書が確認され、計8種類の文書の存在が認められたことも明かした。

 国民注視の「加計学園」問題は、松野博一文科相が前日、再調査結果の発表を受け、大きく動いた。

 松野氏は、内閣府とのやりとりなどを記録し、民進党が確認を求めた19文書のうち、14文書が省内に存在したことを認めた。ただ、職員の記憶は曖昧で、内容の真偽には踏み込まなかった。

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