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イヴァンカ氏の中国靴工場 人権団体が環境劣悪と告発 (1/2ページ)

 ドナルド・トランプ米大統領の娘、イヴァンカ・トランプさんのブランドの靴を製造している中国江西省の工場を巡り騒動が発生している。同工場の労働条件違反の実態調査を行っていた人権活動家の中国人男性が「過重労働を強いていた」などと指摘し、当局に拘束されていることが分かったのだ。この男性の妻が英BBCに訴えたことで明るみに出た。

 米政府はこれまで、中国の工場における労働条件が劣悪として、「人権軽視」として批判していた。だが、よりによって、大統領の娘のブランド靴を製造していた工場の労働条件が人権軽視となれば、FBI長官解任問題などを抱えるトランプ大統領への風当たりはますます激しくなることが予想される。

 この工場は世界最大の靴メーカーの一つとして知られている中国企業・華堅集団が運営。同集団は1996年、広東省東莞市で創設され、1カ月に200万足を製造し、主に米国へ輸出しており、2010年にはイヴァンカさんの独自ブランド「イヴァンカ・トランプ」の製品も手掛けており、年間6万足を製造しているという。

 米ニューヨークに拠点を置く人権団体「中国労働ウオッチ」が同集団の工場を調査したこところ、工場の労働者は最低賃金以下で働かされており、時間外労働も強制されていることが判明した。

 さらに同団体の人権活動家が詳しい実態を調査するため、工場に盗聴装置を仕掛けたところ、これが法律違反に当たるとして、5月下旬、当局に身柄を拘束されたという。

NEWSポストセブン
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