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【ぴいぷる】「世界一清潔」羽田空港の立役者、カリスマ清掃員の新津春子さん 磨き続けて幾清掃「簡単、時短のコツを多くの人に伝えたい」 (1/3ページ)

 建物内を歩きながら「あっ、あった」と、宝探しのように床に落ちた小さなゴミを見つけては袋に入れる。

 「世界で最も清潔な空港」の第1位に、3度輝く東京・羽田空港。その立役者はトレードマークの赤いツナギを着て現れた。右腕の袖には会社から唯一与えられた清掃達人の称号「環境マイスター」の刺繍(ししゅう)が施されている。

 25歳のときに羽田空港の清掃業務を担当する日本空港テクノに入社し、22年。現在はアルバイトを含めて空港全体で清掃に従事する約700人のリーダーとして教育に当たっている。

 普段、表舞台に出ない清掃のプロは、ひと度スポットライトが当たると光り輝いた。一昨年、NHKの番組「プロフェッショナル 仕事の流儀」に取り上げられ、ひたむきに仕事に向きあう姿が各方面で絶賛された。

 父親は中国残留孤児で、自身は瀋陽の出身。掃除の仕事と出合ったのは、来日した17歳のときだった。日本語が不自由でも勤められるため、いくつもの会社でビル清掃のアルバイトを1年365日、休むことなくこなした。

 「高校を卒業した後、ヘッドホンを作る会社に就職しました。3年半ぐらい勤めて仕事は全部覚えたんだけど、そうすると今度は目標がなくなって落ち着かなくなっちゃった。そんなとき、帰り道に清掃の学校を見つけて『これだ!』と思って、その場で先生に『入学したいです』と伝えたんです」

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