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山口組再分裂後初の殺人事件 「強いヤツほど殺される」格言も (1/2ページ)

 6月13日午後7時半、愛媛県西条市役所近くの路地で血まみれの男が倒れていた。

 「救急車が来たとき、まだ事情がわからなかったし、そう大きな騒ぎにはなっていなかったですね。ただ警察が現場に来ると、すぐ周辺をテープで囲い始めたので、普通じゃないんだろうな、と」(地元の商店主)

 病院に搬送されたのは神戸山口組二代目木村會の岡充浩幹事長(52)だった。腹部など数か所を刺されており、手当ての甲斐なく死亡した。山口組から神戸山口組が分裂、そして4月に神戸山口組から任侠団体山口組が再分裂してから初めての殺人事件だった。

 容疑者もすぐに浮上した。翌日、西条市を根城とする六代目山口組二次団体の横井興人幹部(75)が任意で事情聴取後、殺人容疑で逮捕された。岡幹事長が発見された路地は、横井幹部の自宅からわずか50メートル。警察は翌日も現場付近を封鎖し、夕方になってもまだ現場検証を続けていた。近隣で聞き込みをすると、容疑者の横井幹部の評判はすこぶるよかった。

 「そりゃあヤクザだから悪いことはしてるでしょうよ。でも他のヤクザよりはずっとマシ。地元の祭りにも協力的だった」(前出・商店主)

 西条市の繁華街に麻雀店とスナックを経営しており、地元密着型の暴力団と表現して差し支えないだろう。一方、殺された岡幹事長は、西条市の東隣にある新居浜市が地元である。かつて同じ釜の飯を食った木村會OBは岡幹事長の暴力性に太鼓判を押す。

NEWSポストセブン
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