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小沢一郎氏が語る、「安倍一強」を覆す方法論とは? (2/2ページ)

 ざっと2000万人が投票に行っていない。都知事選ではそうした「眠っていた反自民票」が小池君にどっと流れた。野党が受け皿をつくって彼らを投票所に来させることができさえすれば、一気に勝てる。それにはやはり野党結集から始めるしかない。

 【インタビューを終え……】

 今国会は森友、加計スキャンダルに「安倍一強」が揺れたが、それを引き起こしたのはいわば身内(森友学園問題での籠池泰典氏、加計学園問題での前川喜平氏)の“反逆”だった。野党は蚊帳の外に置かれ、存在感を示したとは言い難い。

 過去に2度、野党の結集(※注)を主導して自民党政権を倒した小沢氏でさえ、「眠ってしまった反自民票」を揺り起こすための戦略は模索段階のように思える。野党が弱体化しているのを好機と見た「安倍一強政権」は、いよいよ憲法改正への意欲を露わに示した。そこに小沢氏は重大な国家の危機を感じている--。

 【※注/1993年の8会派連立による細川政権誕生と、2009年に政権交代を実現するきっかけとなった2003年の民由合併を指す】

 ※週刊ポスト2017年6月30日号

NEWSポストセブン
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