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石破氏ネチネチ、首相答弁に「野党だって国民代表」「支持率急落、世の中変わった」

 自民党の石破茂前地方創生担当相は25日放送のラジオ日本番組で、共謀罪の構成要件を厳格化した「テロ等準備罪」を新設する改正組織犯罪処罰法に関する安倍晋三首相の国会答弁について「野党を論破するのはテクニックとして一つのやり方だが、野党議員の向こうには国民がいるということを忘れてはいけない」と苦言を呈した。

 石破氏は「野党だって国を滅ぼそうと思って言っているわけでも、荒唐無稽なことを言っているわけでもない。彼らも全国民の代表者で、取り入れるべき主張は取り入れ、取り入れられない点はなぜかということを分かりやすく話すことが大事だ」と語り、首相に丁寧な説明を求めた。

 また、改正法の国会答弁に加え、首相が意欲を示す憲法改正も絡めて「安倍さんは『政治は結果だ。結果が出なければ意味がない』とよく言う」と指摘した。その上で、「結果が出ればプロセスはどうでもいいのかというと、そうはならない。プロセスと結果の2つとも、政治が目指さなければいけない」と述べた。

 内閣支持率が急落したことに関しては「飛行機や電車で『石破さん、頑張って』という人が2カ月前の3倍になった。世の中の人たちの思っていることは確実に変わりつつあるというのが実感だ」と語った。

 学校法人「加計学園」の獣医学部新設計画をめぐる問題については、自らが国家戦略特区担当相だった平成27年に安倍内閣が閣議決定した4条件に基づき、文部科学省などが客観的な判断をすべきだとの考えを示した。「首相と親しかろうが、親しくなかろうが、4つが証明されればやればいい。されなければやってはいけない」と語った。

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