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防衛相経験者突き放し「アウトだ」 稲田氏「自衛隊としてお願い」発言撤回も…蓮舫氏「即刻辞任すべき」

 稲田朋美防衛相は27日、東京都板橋区で開かれた東京都議選(7月2日投開票)の自民党候補を応援する集会で「防衛省・自衛隊、防衛相、自民党としても、お願いしたいと思っているところだ」と訴えた。稲田氏は後に発言を撤回すると表明したが、自衛隊の政治利用と取られかねない発言だとして野党は辞任を要求し、政府・与党からも問題視する声が出ている。

 稲田氏は、集会の会場近くに陸上自衛隊練馬駐屯地(練馬区)があることに触れ、テロ対策などで自衛隊と都政が連携する必要性を強調した。その上で「自衛隊、防衛省とも連携のある(自民党の)候補をぜひお願いしたい」と述べた。

 その後、国会内で記者団に「自衛隊は地域の理解なくして活動できないという趣旨だが、誤解を招きかねないので撤回する。これからもしっかりと職務を全うしたい」として、辞任しない考えを示した。

 政府高官は「こればかりは前後の文脈と関係ない。まずい」と述べ、自民党の防衛相経験者は「発言はアウトだ。いまさら訂正はきかない」と突き放した。

 民進党の蓮舫代表は「自衛隊を政治的に利用し、選挙で私物化するもので看過できない。即刻辞任すべきだ」とのコメントを発表。共産党の小池晃書記局長はツイッターで「防衛相を即刻辞職すべき」とした。

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