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日本と中韓、文明の本質まったく違う理由 石平氏「中韓の根本が変わることは今後もまずない」 (3/3ページ)

 --日本は「中華思想」の“解毒”に成功した

 「中華思想とは、自分たちこそ世界の中心であり、周辺は、文化的に野蛮な連中だとさげすむことです。朝鮮半島も『小中華』というべき思想にどっぷりと漬かってしまいました。だから、“野蛮である”日本には何をやっても許される、約束を破っても平気なのです。一方、日本は、皇帝などの絶対権力者によるシステムではなく、天皇-幕府-各藩(江戸時代の場合)の多元的な権力構造を構築しました。多元的な権力構造は、聖(教皇)・俗の権力が分かれていた西欧に、むしろ日本は類似しています」

 --今後、日本は中韓とどう付き合うべきでしょう

 「これまでの日本の失敗は、(中韓が)同じ思想の持ち主だと、誤解してしまったことです。中韓の根本が変わることは今後もまずないでしょう。日本は、中韓がまったく違う文明や思想を持つ民族であることを改めて認識した上で、しっかりとした対処法を考えねばなりません」

 ■あらすじ 中国共産党幹部によるケタ外れの不正蓄財や、財閥企業などからの不正資金問題で逮捕され、大統領職を追われた韓国の朴槿恵氏。さらには国際法を無視した傍若無人な振る舞いの数々…。なぜ中韓はいつもこうなのか? 明治維新以降、いち早く近代化を成し遂げた日本とどこが違うのか? 著者は中韓に遠い昔から染みこんだ前近代的な思想や行動原理をひもといてゆく。

 ■石平(せき・へい) 1962年、中国四川省成都出身。55歳。北京大学卒。88年に来日し、神戸大学大学院や民間研究機関を経て評論活動に入る。2007年、日本国籍を取得。14年「なぜ中国から離れると日本はうまくいくのか」(PHP新書)で山本七平賞を受賞。ほか著書多数。

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