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「ポスト安倍」狙い? 勢力拡大する「麻生派」、細田派に次ぐ第2派閥に警戒の声も

 自民党の麻生派(為公会)と山東派(番町政策研究所)、政策グループ「天元会」が合流した新たな派閥「志公会」(会長・麻生太郎副総理兼財務相)が3日、都内で設立総会を開いた。自民党衆参両院議員59人が参加。最大勢力の細田派(96人)に次ぐ、党内第2派閥となった。

 「(政治家は)志を高く持たねばならない。公というものを腹に収めてやってもらいたいので、『志公会』という名前にした」「安倍晋三政権を、ど真ん中で支えていくということには一点の乱れもない」

 同派会長に就いた麻生氏は総会後の記者会見で、こう強調した。

 新派閥には、麻生派から44人と、山東派から10人、谷垣禎一前幹事長が顧問を務める谷垣グループ(有隣会)から離脱した佐藤勉衆院議院運営委員長ら5人が加わった。

 設立趣意書などによると、新派閥は「保守本流」を主張。党内で2つの大きな派閥が交代で党総裁を輩出する体制を目指すとしている。麻生氏は会見で、安倍首相から「期待している」と激励を受けたと紹介した。

 都議選で歴史的大敗を喫したこのタイミングで、安倍首相の出身派閥である細田派に加え、第2派閥の新麻生派が「政権を支える」と一致した意義は大きい。

 ただ、党内には、麻生氏が「ポスト安倍」や「キングメーカー」をにらみ勢力拡大を図ろうとしているとみて、警戒する声もある。

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