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安倍首相“ラストチャンス”の内閣改造で「お友達排除」バトル 識者「清廉で仕事ができる人物を」 (1/2ページ)

 安倍晋三首相は、ドイツ・ハンブルクで7~8日開かれるG20(20カ国・地域)首脳会議から帰国後、内閣改造・自民党役員人事の検討を本格化させる。東京都議選での歴史的惨敗を受け、経済政策を前進させ、悲願の憲法改正を成し遂げるため、お友達や派閥推薦を排除した「仕事師内閣」の構築が必要不可欠といえそうだ。ただ、水面下で、派閥による入閣候補の売り込みが激しくなっているという。

 「政権を奪還したときの初心に立ち返って全力を傾けていく決意だ」

 安倍首相は、都議選の投開票翌日(3日)、官邸で記者団に語った。

 「森友・加計問題」や「豊田真由子衆院議員の暴言・暴行」「稲田朋美防衛相の失言」「政権の緩み・おごり」などへの国民の不満が爆発した都議選。これまで国政選挙で4連勝してきただけに、過去最低23議席という結果に、安倍首相もショックを隠し切れなかったようだ。

 国民の信頼を取り戻すには、一連の疑惑に真摯(しんし)に向き合うとともに、政策を強力に推進する「仕事師内閣」の立ち上げが必須だ。

 参考にすべきは、安倍首相が政権奪還直後の2012年12月に発足させた「第2次安倍内閣」ではないか。

 麻生太郎氏(麻生派)を副総理兼財務相に抜擢(ばってき)したのをはじめ、官房長官に菅義偉氏(無派閥)、法相に谷垣禎一氏(谷垣グループ)、外相に岸田文雄氏(岸田派)、農水相に林芳正氏(同)、厚労相に田村憲久氏(額賀派)、経産相に茂木敏充氏(同)、経済財政担当相に甘利明氏(当時=無派閥)、国交相に太田昭宏氏(公明党)を起用した。

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