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認知症予防に“将棋”の期待 脳内の情報を検索→「前頭葉」を鍛える、藤井四段連勝で注目 (1/2ページ)

 デビュー戦からの連勝記録は29連勝でストップしたものの、藤井聡太四段(14)を中心に空前の将棋ブームが巻き起こっている。わが子に将棋を覚えさせたいという親が急増中だが、お父さん、おじいちゃんたちもどんどん指した方がいいらしい。というのも、将棋は中高年の認知症予防にも効果が期待できるというのだ。

 藤井四段は2日の対局で佐々木勇気五段(22)に敗れ、30連勝はならなかったが、多くの人たちが勝負の行方に一喜一憂するなど、将棋が国民的娯楽の地位を取り戻しつつある。

 藤井四段の活躍を目にした大人の多くが「わが子にも将棋を」と考えたようで、ある将棋駒の製造メーカーでは初心者用セットの売り上げが例年の約3倍に伸びているという。

 その一方で、実は今回のブーム以前から将棋は医療分野で活用されていた。認知症治療が専門の近畿大医学部講師、花田一志氏は高齢者のデイケアなどの現場で、認知症の進行を予防するために取り入れられてきたと話す。

 花田氏によると、人間は脳の「前頭葉」という部分を使って脳内の情報を検索している。ここが衰えると「索引が作れない」状態になり、もの忘れが激しくなったり、注意力が落ちるなどの症状が起こるという。

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