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前川氏「背後に官邸の動き」「首相補佐官が動いた」 参考人招致で原氏や政府と真っ向対立 (1/2ページ)

 学校法人「加計学園」獣医学部新設計画をめぐり、衆院の閉会中審査が10日午前、文部科学、内閣両委員会の連合審査として開かれ、前川喜平前文科事務次官と、国家戦略特区ワーキンググループの原英史委員が招致された。前川氏と、原氏や政府側の発言はことごとく対立した。

 「特区担当は内閣府だが、背景に官邸の動きがあった。和泉洋人首相補佐官がさまざまな動きをしていた」「(選定の)プロセスが不透明で不公正だと思っている。初めから加計学園と決まっていた」

 前川氏は10日午前、衆院での閉会中審査で、こう語った。

 今回、最大の焦点は、国家戦略特区を使った加計学園の獣医学部新設について、官邸の圧力が文科省に働き、行政がゆがめられたか否かだ。これまで、「官邸の最高レベル」など圧力をかけたと受け取れる内容の文書が複数見つかっている。

 前川氏の主張に対し、原氏は「『加計学園ありき』という指摘はまったくの虚構であることは、公開されている議事録を見れば、すぐに分かることだ」といい、経緯を説明した。

 「根本的な問題は獣医学部の新設の禁止という規制が正しいかであり、従来のゆがみを正すための取り組みを進めたものだ」「利益誘導に加担したかのようなことを言われるのは残念だ」

 国家戦略特区担当の山本幸三地方創生担当相は「国家戦略特区は地元が提案してきてやるもので、国が勝手に決めるものではない。岩盤規制を突破するには、地域を限定してやるしかなかった」と説明した。

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