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揺らぐ安倍一強、「支持」急落で菅氏交代論が急浮上 近づく“危険水域”…苦境打開へ進次郎氏抜擢か (1/2ページ)

 安倍晋三内閣の支持率が急落し、30%未満の“危険水域”に近づいた。「森友・加計学園問題」や「稲田朋美防衛相の失言」「豊田真由子衆院議員の暴言・暴行」などが大きく影響したようだ。安倍首相は局面転換のため、来月初旬にも内閣改造・自民党役員人事を断行する。麻生太郎副総理兼財務相と、菅義偉官房長官は留任方針というが、「麻生、菅両氏とも留任では清新さがない。少なくとも菅氏を代えないと、国民の理解は得られないのではないか」という関係者もいる。

 安倍首相は9日(日本時間同日午後)、スウェーデンの首都ストックホルムで記者懇談に応じ、注目の内閣改造について、次のように語った。

 「来月早々に自民党役員人事と内閣改造を断行し、人心を一新する考えだ」「安倍政権が経済最優先で結果を出したのは継続性と安定感だ。『骨格』をころころ変えるべきではない」

 自民党は東京都議選で歴史的惨敗を喫したが、その原因は、安倍首相と「お友達」による「おごり」「ゆるみ」とも受け取られる言動が炸裂(さくれつ)したためだ。

 読売新聞と朝日新聞が10日報じた世論調査でも、内閣支持率は前回から5~13ポイントも下落して30%に突入した。永田町では、内閣支持率について「30%台で黄信号、20%台は危険水域、20%割れで退陣」といわれるが、崖っぷちに立たされたといえる。

 世論の逆風を見極めたのか、都議選後、自民党内からも安倍首相への批判・不満の声が公然と上がっている。「安倍一強」と言われた状況に亀裂が見え始めている。

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