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平成版「角福戦争」か、石破氏が倒閣始動 額賀派との大連合構想ウラに外相有力視・茂木氏への「強烈アレルギー」 (2/3ページ)

 だが、都議選惨敗と内閣支持率急落は、安倍首相と近い人物の疑惑や、細田派出身の閣僚や議員の失言・暴言が直撃したものだ。党内からは「安倍一強」による「おごり」「ゆるみ」への猛烈な批判が出始めている。

 前出の派閥会合でも、石破氏の発言に、所属する議員からは賛同する声が多く上がったという。

 石破派と額賀派の「大連合構想」は、こうした背景で浮上した。

 永田町関係者は「小渕恵三元首相以降、平成研は総理・総裁を輩出していない。そこで、参院を中心に『石破氏を担いではどうか』という意見が出ている。この動きに、今も派内に影響力を持つ青木幹雄元参院幹事長が理解を示している。青木氏は、石破氏を高く評価している。青木氏の息のかかった参院から、一気に機運が盛り上がる可能性がある」と語った。

 前身の田中派以来、「鉄の団結」を誇り、自民党最大派閥として権勢をふるった額賀派だが、2007年に第2派閥に転落した。4日には麻生氏率いる「新麻生派」の結成で、第3派閥にまで落ち込んだ。

 額賀派には「将来の女性総理候補」としての小渕優子元経産相がいたが、14年に「政治とカネ」の問題で経産相を辞任した。それ以降、同派には明確な「ポスト安倍」候補はいない。

 安倍首相は国民に「反省の姿勢」を示し、悲願の憲法改正を成し遂げるために、8月初旬に内閣改造・党幹部人事に踏み切る意向を固めた。

 麻生太郎副総理兼財務相と菅義偉官房長官という「政権の柱」は留任させながらも、「お友達」と揶揄(やゆ)された稲田朋美防衛相、塩崎恭久厚労相らは交代となる見通しだ。岸田文雄外相は党要職で起用し、後任の外相には、茂木敏充政調会長の抜擢(ばってき)が有力視されている。

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