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安倍首相、内閣大改造を検討…半数以上入れ替え、岸田外相は退任意向 進次郎氏、三原じゅん子氏は?

 安倍晋三首相は12日、九州北部の豪雨の被害状況を視察するため、現地入りした。政府は激甚災害指定を急ぎ、一刻も早い被災地の復旧・復興に取り組む考えだ。一方、安倍首相は8月初旬にも実施する内閣改造で、19人の閣僚の半数以上を入れ替える方向で検討に入った。大幅改造による人心一新で、東京都議選の歴史的惨敗からの局面転換を狙う。

 安倍首相は12日午前、自衛隊機で大分県入りした。同県日田市で、花月川に架かるJR久大線の橋梁(きょうりょう)が流出した現場を訪れ、JR九州の青柳俊彦社長らから被害状況を聞いた。その後、同市内の避難所で、避難所生活が続く被災者の声に触れた。

 また、同市役所で広瀬勝貞知事や原田啓介日田市長らから被災地の現状や要望について説明を受ける。午後には福岡県に移動し、朝倉市や東峰村の被害状況を確認する。

 安倍首相には、災害対応とともに、内閣改造・党役員人事の手腕も注目される。9日には訪問先のスウェーデンで改造人事について、「骨格をコロコロ替えるべきでない」「安定感あるベテランや、改革突破力のある人を登用したい」と同行記者団に強調した。

 現時点で、麻生太郎副総理兼財務相と菅義偉官房長官という「政権の柱」を留任させつつ、新たな人材起用で刷新イメージを打ち出せるかが人事の課題となる。小泉進次郎衆院議員や、三原じゅん子参院議員らの処遇が注目されている。

 岸田文雄外相は最近、側近に対し、「長くやっているし、もう十分だ」と閣外へ出たいとの考えを伝達した。別の関係者には、戦後2位の外相在職日数を延ばすことにこだわらない考えを示した。「ポスト安倍」候補として、自民党三役就任を視野に入れているとみられる。

 岸田氏の希望を認めた場合、後継外相には茂木敏充自民党政調会長を推す声がある。ただ、岸田氏側近は「安倍首相が続投を求めれば断れないかもしれない」と語った。

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