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二階氏、人事の「秘密」握り影響力増大? “政高党低”からもの言う党の復権 (1/3ページ)

 自民党の二階俊博幹事長が「夏の政局」で存在感を発揮している。東京都議選で同党は歴史的惨敗を喫したが、二階氏は「安倍晋三首相支持」をいち早く表明し、流れをつくった。一方で、大勝した地域政党「都民ファーストの会」率いる小池百合子都知事との太いパイプも印象付けている。「最後の党人派大物」として党内外の不平不満を抑えながら、「安倍一強」と言われた“政高党低”状態から、もの言う党の復権を目指すのか。

 「(内閣支持率の急落は)東京都議選の延長線にある。多少のことはやむを得ない。信頼回復に全力を尽くす」「党勢回復にマジックはない。しっかりやりますから、ご心配なく」

 二階氏は11日の記者会見で、こう語った。独特の威圧感があった。

 都議選大敗後の4日午前11時、二階氏は派閥の緊急会合を開いた。重鎮の1人から「これが衆院選だったら、国政の土台が大きく揺らいでいた。官邸は危機感を持っているのかッ!」などと厳しい意見が出た。こうした声に耳を傾けながら、二階氏は最後に「今後とも安倍首相を支持していく」という派閥の方針を取りまとめた。

 二階氏はそのまま官邸に乗り込み、安倍首相と1時間、菅義偉官房長官と10分間会談した。具体的に何が話されたのか、内容は漏れていない。

 ただ、二階氏に近い国会議員は「局面転換のための、内閣改造・党役員人事の中身について、相当突っ込んだ話をしたはずだ」「当然、自身の続投についても安倍首相の了承を取ったはずだ」といい、こう明かした。

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