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支持者軟禁、情報統制…劉氏死去で浮き彫りになる中国の非民主主義ぶり 国際社会の批判も収まらず (1/2ページ)

 ノーベル平和賞受賞者で中国民主活動家の劉暁波氏が死去したことを受け、国外での治療を認めなかった中国政府に対する国際社会の批判は強まるばかりだ。中国当局は情報統制を強め、劉氏の支持者を軟禁状態にするなど封じ込めに必死だが、かえって人権無視の非民主主義国家ぶりを浮き彫りにしている。

 ノーベル賞委員会は14日、軟禁状態になっている劉暁波氏の妻、劉霞氏(56)の中国出国を妨害する行為は「正当化できない」と非難した。連絡を取るのが困難な状況になっており、安否が気遣われている。

 欧州連合(EU)のトゥスク大統領とユンケル欧州委員長は、劉氏の解放を「中国は聞き入れなかった」と指摘。劉氏の遺族に遺体の埋葬地を選ばせた上で「移動と通信の制限を廃し、中国を去ることを認めるよう求める」とした。英国のジョンソン外相は声明で「劉氏は外国での治療を認められるべきだった」と批判した。

 菅義偉官房長官も「自由、基本的人権の尊重、法の支配は国際社会での普遍的な価値であり、中国でも保障されることが重要だ」と言及した。

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