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小池氏、官邸と代理戦争か? 都連会長イスが「新たな火薬庫」 菅氏、萩生田氏が石破氏の動き警戒 (1/3ページ)

 東京都議選での歴史的惨敗を受け、辞意を表明した自民党の下村博文都連会長の後任人事が、「複雑な代理戦争」に発展しそうな気配だ。都連への影響力を維持したい「都議会のドン」こと、内田茂元都議ら執行部側は丸川珠代五輪相を推す。一方、小池百合子都知事との関係修復を目指すグループは、鴨下一郎元環境相を担ぐ。「ドンvs小池氏」の身代わりであり、鴨下氏が石破茂元幹事長率いる石破派重鎮のため、「官邸vs石破派」の代替戦という分析もある。都連会長のイスが「新たな火薬庫」になるのか。

 「東京都議選(の敗因)を考える機会は、都連だけでなく、党全体で持たないと記憶が薄れる。次の選挙になって大慌てしないよう、そういう機会をしっかり持つべきだ」

 石破氏は13日昼の派閥会合でこう述べ、党執行部への批判を強めた。確かに、石破氏の批判には一理ある。

 自民党は都議選で、小池氏率いる地域政党「都民ファーストの会」に手ひどくやられ、改選前の57議席から23議席に半減させた。都連執行部は責任を取って、下村氏と菅原一秀会長代行、高島直樹幹事長、萩生田光一総務会長、井上信治政調会長ら5役が辞任を表明した。だが、都議選を総括する国会議員の会議は開かれていない。

 現在、新会長候補に取り沙汰されているのが、丸川氏と鴨下氏だ。

 都連所属議員は「これまでの選考委員会方式なら、丸川氏が有力。党員選挙になれば、鴨下氏が有力だろう」と語った。

 執行部側が推す丸川氏は、就任すれば「初の女性都連会長」となり、話題になる。現在は五輪相として小池氏と対峙(たいじ)する場面もあるが、かつては国会や都連の先輩後輩として親交を深めた。

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