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ホントにできるの? 中国GDP捏造取り締まり強化、違法行為撲滅に本腰

 中国政府は国内総生産(GDP)など経済統計の捏造に対する取り締まりを強化する「統計法実施条例」を8月1日に施行すると明らかにした。各地でデータの水増しが横行して統計の信頼性が疑問視されているため、違法行為の撲滅に本腰を入れるというが、果たして可能なのか。

 中国の統計をめぐっては、専門家からは「中国の統計は信頼できない」との声が上がり、3月の全国人民代表大会で、習近平国家主席(共産党総書記)は「きっぱりとやめるべきだ」と根絶を指示した。

 ただ、中国国家統計局が17日発表した2017年4~6月期のGDP成長率は、物価変動の影響を除いた実質で前年同期比6・9%と高止まりしている。5年に1度の中国共産党大会を今秋に控え、権力基盤の確立を急ぐ習氏が、安定成長の“演出”を迫られているのが実情だ。本当の数字が出てくるのかは不透明だ。

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