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【山口那津男 本音でズバッと】安倍首相は信頼回復へ国民が納得する説明責任果たせ (1/2ページ)

 このところ、内閣支持率が下げ止まらない。先々週の週末に行った読売新聞や、朝日新聞、NHKなど大手メディアの世論調査では、軒並み30%台まで下落した。

 「森友・加計学園問題」や、「稲田朋美防衛相の失言」「豊田真由子衆院議員の暴言・暴行」などの不適切な言動が複合的に影響しているものと思われる。

 これらの要因は、2日の東京都議選投票日の前から存在し、支持率下落とともに自民党惨敗をもたらした。この結果で、お灸を据えようという有権者は留飲を下げたかに思われた。

 安倍晋三首相は、真摯(しんし)に説明責任を果たす姿勢を打ち出し、これに応じて国会は、10日に「加計学園」問題で閉会中審査を行うことを決めた。

 それにもかかわらず、下落は続く。ただ事ではない。衆参で内閣・文部科学両委員会の合同審査を実施したものの、議論は平行線。世論はまず、安倍首相自身が説明責任を尽くす姿を見たいのだ。

 私は13日、公明党の全国県代表協議会で、「政府は引き続き国民の疑問にしっかりと説明責任を果たし、国民の信頼を回復しなければならない」と述べた。この日、安倍首相の判断で、自ら出席する予算委員会の閉会中審査に応じることが決まった。

 もちろん、政府内には「新しい材料がない中で、平行線を打破できるか確信が持てない」とか、「稲田氏など、他の閣僚も追及されて内閣全体のイメージダウンを招きかねない」など懸念する声もある。

 しかし、「指摘があればその都度、説明責任を果たす」と述べた安倍首相が、その後、説明する機会を持たずに国民が納得するはずがない。3日の与党党首会談の際も、安倍首相は予算委員会に出席する用意があることを示していた。

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