記事詳細

【松井一郎 維新伝心】安倍首相はもう「総理の意向」認めるべき 前川氏は恨みがあったのだろうが… (1/2ページ)

 九州北部の豪雨災害でお亡くなりになられた方々、すべての被災者の皆様に、心よりお悔やみと、お見舞いを申し上げます。大阪府では被災地をできる限りサポートする準備を整えています。今後とも、さまざまなニーズに応えていきます。

 さて、国会では先週10日、学校法人「加計学園」の愛媛県今治市における大学獣医学部新設計画をめぐる閉会中審査が行われた。

 安倍晋三首相はもう、新設計画に「総理の意向」が働いたことを認めるべきだ。選挙で選ばれた政治家の意向が行政に働くのは当たり前で、役人がこの意向を無視して勝手に動けば、民主主義に反した官僚主導となる。

 経済を成長させるためには規制緩和でビジネスチャンスを生む必要があり、安倍内閣は国家戦略特区でそれを実行した。安倍首相は新設計画に、個人の利益に繋がる不正が一切ないことだけをはっきりさせればいい。

 参考人招致された前川喜平前文科次官は「行政がゆがめられた」というが、文科省の岩盤規制に風穴を空けられたうえ、組織的天下り問題で責任を取らされて恨みがあったのだろう。文科省が新規参入を阻止すれば既存の学校側は守られ、天下りの入り口が開く。まずは、これを変えなければダメだ。

 同じく参考人招致された文科省OBの加戸守行(かと・もりゆき)愛媛県前知事が「強烈な岩盤に穴が空けられ、ゆがめられた行政がただされた」と発言したが、そのとおりだ。

 大阪府ではこの3年、待機児童対策のために特区制度の活用を訴えてきた。国は「保育士はたくさんいる」というが、免許取得者のうち保育士として働く人は少ない。保育士の報酬を税金で少し上げたところで現状は変わらず、他の職種との公平性の問題もある。

zakzakの最新情報をSNSで受け取ろう