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【ぴいぷる】パンダカメラマン・高氏貴博さん、心奪われ1900日 雨の日も風の日も…“浮気”せずに撮り続け (1/2ページ)

 差し出された名刺にパンダの写真があるのはまだしも、名刺を取り出したカードケースも白地に黒のパンダマークだった。のっけからパンダ愛全開だ。

 ホームページのデザインやプログラム作りを本業にしている。仕事の打ち合わせの合間、ふらり上野動物園(東京)に立ち寄ったのがきっかけ。最高気温が32・5度を記録した2011年8月14日のことだった。

 「それまでもパンダを見たことはあったはずなんですが、印象に残らなかったんです。それが上野のパンダは体が大きくてズデーンとした雰囲気に引き込まれてしまいました。ダラしなくて、水浴びしている様子も露天風呂に入っているおっさんみたいなんですよ。実は着ぐるみで、なかに本物のおっさんが入っているのではと思ったぐらいです」

 俄然興味がわき、以来、雨の日も風の日も真夏でアスファルトが溶けそうな日も、園に通っては雄のリーリーと雌のシンシンのカップルを撮り続けた。

 写真は『毎日パンダ』と題するブログにアップし、間もなく「1900日目」を迎える。他の動物園にもパンダを見に行ったがどれも体が小さく、改めて上野の2頭が特別だと実感した。

 「2頭の見分け方は、頭がとがっている方がリーリー、まん丸なのがシンシンです。固いタケを食べていて顔の筋肉が鍛えられているせいか、表情も豊かですね」

 サルにサイ、キリンにシマウマ。被写体になりそうな動物はほかにもいるが、“浮気”をする気にはまったくならない。

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