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陸自反乱か…稲田氏の罷免要求 日報問題で防衛省崩壊状態、「トカゲの尻尾切り」に不満爆発 (1/3ページ)

 南スーダンPKO(国連平和維持活動)部隊の日報問題で、稲田朋美防衛相が組織的隠蔽を了承していたか否かをめぐり、報道が混乱している。背景には、日報問題に関する特別防衛監察の報告書が近く公表されるが、稲田氏らの責任を回避した内容に、防衛省・自衛隊の一部が不満を持ち、リークが続いている可能性が指摘される。これは、陸上自衛隊側の反旗・反乱なのか。安倍晋三内閣を揺さぶる、稲田氏の指揮管理能力の欠如。識者の中には「稲田氏は自ら責任を取るべきだ」との声もある。

 20日の在京朝刊各紙は、日報問題をめぐり、方向性が分かれた。

 産経新聞は「非公表 次官ら主導か」「稲田氏 隠蔽了承を否定」「求心力失いスケープゴートに」との見出しで、防衛省の岡部俊哉陸上幕僚長が2月15日、黒江哲郎事務次官と面会し、陸上自衛隊内で「廃棄済み」としていた日報の電子データが発見された事実を伝えた-と報じた。

 そのうえで、「非公表方針は黒江氏ら防衛省上層部が主導して決めた可能性が出てきた」「(報道の背景は)稲田氏や黒江氏に不満を持つ陸自幹部が情報源ではないか」と伝えた。稲田氏の隠蔽了承を否定する見方だ。

 非公表が「次官の意向」という点では、毎日新聞や東京新聞も同様だが、「稲田氏は了承した」と記している。

 一方、朝日新聞は「稲田氏に日報の存在報告」とのタイトルで、2月中旬に日報問題の対応を協議した防衛省内の幹部会議の数日前にも、陸自側から稲田氏に電子データの存在が報告されていた可能性があると報じた。

 読売新聞も「(稲田氏が)2月15日に防衛省内で開かれた会議で、日報のデータが陸自内で保管されているとの報告を受けていたことが、政府関係者への取材でわかった」としている。

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