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銃殺・絞首刑に「火あぶり」まで…ITで暴かれる北朝鮮「公開処刑」の実態 (1/2ページ)

 北朝鮮の人権問題を追及している民間団体が19日、北朝鮮国内で銃殺が行われた場所、死亡者の遺体が集団埋葬された推定地、遺体の火葬場所などを示したマップを制作したと発表した。

 韓国・ソウルに本部を置く「転換期正義ワーキンググループ(Transitional Justice Working Group)」は、北朝鮮の政権が行っている人権侵害を記録することで、そのような行為をやめるよう警告すると同時に、将来的な加害者の法的処罰の可能性を高める目的で、今回のプロジェクトに着手した。

 大量虐殺も

 このグループは、過去2年間に375人の脱北者との対面調査を行い、そこで得たデータを情報技術(IT)を駆使した手法で解析し、公開銃殺などが行われた場所を推定。その場所を地図上の座標に落とし込む作業を続けてきた。

 その結果、北朝鮮には少なくとも、公開処刑が行われた現場が333カ所存在し、そうして殺された人々の遺体が秘密裏に埋葬されたり、焼かれたりした場所が少なくとも52カ所、そして死刑は伴わず公開裁判だけが行われた場所が少なくとも8カ所あることがわかったという。

 (参考記事:「家族もろとも銃殺」「機関銃で粉々に」…残忍さを増す北朝鮮の粛清現場を衛星画像が確認

 ちなみに、北朝鮮の公開処刑の方法としては銃殺が良く知られているが、かつては絞首刑が一般的だったという。また驚くべきことに、「火刑(火あぶり)」の目撃証言まであるというのだから驚愕せずにはいられない。

デイリーNKジャパン
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