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進次郎氏、思案の夏 目玉人事・初入閣へ高まる注目 本人は否定的?「みんな僕の失敗を待っている」 (1/2ページ)

 安倍晋三首相が8月3日に断行する内閣改造・自民党役員人事で、小泉進次郎衆院議員の去就が注目されている。東京都議選での大敗で安倍晋三内閣の支持率が下落する中、国民的な人気が高い小泉氏を閣僚ポストに登用すれば政権浮揚の目玉人事となる期待がある。ただ、36歳の当選3回で政策遂行能力は未知数といわれており、起用が裏目に出る可能性もある。当の本人は入閣には否定的な考えをみせるが、どのようになるか。(小川真由美)

 小泉氏は23日、都内で開かれた会議に出席した。若手議員らと提唱した「こども保険」について「社会全体で子供を支える切り口の一つだ」と持論を展開したが、内閣改造で取り沙汰される自身の話題には一切触れなかった。周囲にも、自身の入閣観測を「風物詩だ」と一蹴している。

 とはいえ、永田町には「将来の首相候補」として小泉氏の入閣待望論が根強いのは事実だ。

 ◆高い女性人気

 父の小泉純一郎元首相譲りの発信力があり、特に女性の人気が高い。このため、小泉氏が入閣すれば「内閣支持率はV字回復する」(党幹部)との見方もある。首相が9日、「改革突破力のある人を登用したい」と述べたことが小泉氏抜擢(ばってき)とも受け取れるような発言とみられて、待望論に火をつけた。

 党総裁任期延長に異論を唱えるなど首相と距離を置く発言を続けてきていることから、閣内に取り込むことで発言を封印させるべきだとの声もある。小泉氏にとって首相の要請を断れば「反安倍」勢力との烙印(らくいん)を押されるリスクをはらむ。

 6月25日投開票の地元・横須賀市長選では、自身が担いだ新人が初当選し、純一郎氏の時代から続いていた市長選の連敗をストップさせた。もっとも、首相官邸や自民党の全面支援を受けての勝利だっただけに、首相から入閣の打診があれば「情に厚い小泉氏は断れない」(党幹部)という恩返し説もくすぶる。

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