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北朝鮮の新型潜水艦は、いずれ海上自衛隊が沈めることになる (1/3ページ)

 北朝鮮海軍の潜水艦が日本海で1週間にわたって活動していると、NHKが23日に米国政府当局者の話として報じた。

 それによると、「潜水艦はディーゼル型のロメオ級で、アメリカの監視記録では、この型の潜水艦の場合、通常、4日程度で活動を終えるが、今回はこれを超えておよそ1週間に及び、これまでで最も長い」という。また、「アメリカ軍はこれまでにない特異な行動だとしてその目的などについて分析を進めている」だと伝えた。

 北朝鮮のこの行動は、何を意味するのか。米軍がまだ分析中だというくらいだから、正確な答えははまだ誰にもわかっていないと言えそうだが、ある程度の推理を行うことはできる。

 ロメオ級は北朝鮮の主力潜水艦だが、旧ソ連で1950年代に開発された旧式だ。弾道ミサイルの発射機能は備えておらず、騒音の大きいディーゼルエンジンで航走し、最大潜航可能時間は約半日程度。米軍や海上自衛隊のソナーから逃れるのは難しく、うまく水中に隠れても、空気補充のため浮上した際にレーダーで必ず探知されてしまう。

 つまり、この潜水艦自体は日米にとってまったく脅威にならないということだ。

 では、北朝鮮はなぜこんなことをするのか。すぐに思い浮かぶのは、弾道ミサイル潜水艦の実戦配備に向けた訓練だろうということだ。

 核弾頭を搭載した潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)の発射台となる原子力弾道ミサイル潜水艦は、米国やロシアなどにおいては、核戦争勃発時の報復攻撃の柱となることを期待され運用されてきた。水中を自在に動き回る隠密性により、他の核戦力に比べ、敵からの第一撃を生き延びる可能性が高いためだ。

デイリーNKジャパン
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